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保健学科検査専攻
受験生Q&A-勉強編-

例年聞かれることの多いギモンに、学生がお答えします!
勉強編では、大学での学びに関する質問に答えていきます。
※あくまで学生個人の意見です。

 

Q、検査専攻を志望した理由を教えてください。また、実際に選んで良かったと思うところを教えてください。
A、東北大学は伝統である「研究第一」を目標としていて、実際に実験などをする事で将来必要となる技術を身につけられると思ったので東北大学の検査技術専攻を選びました。また、研究施設も充実しており自分の興味のある分野について深く学ぶこともできると思いました。東北大学では一年生のうちから全学教育の科目の他に専門科目も学ぶことができ、検査技師として必要なことを知ることができるので意欲的に学ぶことができています。(検査専攻2年、女性)

A、私は元々医療に興味があったのと、検査の世界については世間であまり知られてない印象が強く、どういう検査があってどのような仕組みで検査結果がでるのかを学びたいと思い、検査専攻を志願しました。実際にこれまで講義を受けてきて、自分が知らないような検査手法がたくさん出てきました。それが、古典的な仕組みであったり、最新の科学技術を活用したものであったりするなど、検査の世界ってこんなにも幅広いということを実感しています。そのため、自分が得意とする分野も見つけやすく、将来、どの部門で働きたいか、あるいはどの分野で研究したいかというプロセスがたてやすいのもこの専攻の強みであり、実際に入って良かったと思っています。(検査専攻3年、男性)

Q、実際に大学生になってこの専攻で勉強していて大変なことを教えてください。
A、私が大変だと感じているのは、ひとつの科目の中で様々な知識を要求されることです。例えば検査の専門科目を学んでいると、数学や化学、生物学、物理学などの理系の幅広い知識や、他の専門科目の知識が要求されます。そのため、高校や大学で学んだ知識を幅広く生かしたり、さらには分からないことを自分で調べたりしなければなりません。これは、高校の学習ではなかなか経験することができないので、それが大学の学習の醍醐味だとも言えるかもしれません。テストやレポートでは、このように多方面から授業内容を理解することが重要になるので、量・内容ともに大変だと感じます。(検査専攻2年、女性)

A、しっかりと勉強時間を確保することが大変と感じています。テスト勉強だけではなく、実習もあるため、勉強、実習、自分の時間をうまく管理することが大切だと思います。時間がかかる実習もあり、その中でテスト勉強をしていくことは時には辛いです。国家資格を取得するための勉強であるため、暗記量も多いです。しかし、各講義で先生が分かりやすく教えてくださり、友達とも協力しながら学べるため、勉強意欲があれば問題ないと思います。辛いことばかり伝えてしまいましたが、講義では専門的なことを学べて、実習もきちんとスキルが身につくと実感できるため、毎日がとても充実していて、とても楽しく感じます。(検査専攻3年、男性)

Q、就職先(卒業後の進路)にはどのようなものがありますか?
A、卒業後の進路としては、大学院への進学が約48%、公立病院や法人病院等への就職が約27%、大学病院への就職が約19%で、その他に一般企業へ就職する人もいます(令和2年4月1日現在)。主な就職先としては、東北大学病院の検査部や、仙台市立病院、岩手県立病院、国立病院機構さいがた医療センター等があります。(検査専攻2年、女性)

Q、男女比率はどれくらいですか?
A、検査専攻の男女比はだいたい1:2くらいです。

Q&A勉強編、いかがでしたか?
質問コーナーは他にも生活編、入試編があるので、ぜひそちらもご覧ください。
検査専攻のオープンキャンパス2020では、質問コーナーの他にキャンパスツアー(https://www.med.tohoku.ac.jp/admissions/oc/mls/index.html)や模擬講義なども行っています。ぜひ覗いてみてください!