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【キャンパスツアー】
保健学科検査専攻

検査専攻の学生が普段利用している教室、実習室などを巡るツアーです。
皆さんも入学した気持ちになれるかも!

今年度は実際にキャンパスへお越しいただけないということで、ツアー風に医学部保健学科検査専攻を紹介していきます。

南側からキャンパスを見てみましょう。

奥に見える建物が、主に医学科の生徒が使う講義棟です。キャンパス内を進んでいきましょう。

医学科の講義棟の横を道なりに進んで駐輪場まで来ると、左手奥にベージュ色の建物が見えてきました。

ここは星陵(せいりょう)会館(かいかん)と呼ばれる場所で、ここには学食や購買があり食事・買い物ができます。

星陵会館を通り過ぎて進むと、左手にもうひとつ建物があります。

ここが保健学科の講義棟です。保健学科の生徒はここで専門科目の授業を受けたり学内実習を行ったりします。
中に入ってみましょう。

中に入ってすぐに事務室があります。
一階には事務室のほかに大きな大講義室があり、看護や放射線の生徒と合同で
授業を受ける場合は主にここで開講されます。

事務室の左側の階段で上に行ってみます。

階段を上がって左手、専門科目の授業を受ける教室です。
現在は入室制限がありますが、普段はここで勉強をします。
反対の右手に進んでみましょう。

ここは、検査専攻の生徒が学内実習で使用する検査総合実習室です。ここでは、分析化学や病理、血液、免疫などの検査の専門科目の実習を行います。私たちが行う実習のうち、主な3つを紹介します。

この実習室で最初に行うのは分析化学実習です。 この実習では、実験の進め方や器具の使い方など、実験の基礎について学ぶことができます。また、自分達で話し合いながら進めるため、考える能力が身につきます。

2年生の後期の最初には、病理実習を行います。
病理実習では、実際の病理検査で用いられているさまざまな染色法を実践します。
最終的には染色した組織を顕微鏡を通して自分の目で見て、スケッチをします。
たくさんの染色法を経験できるのでとても楽しいです!

2年生で行う実習は他にもたくさんありますが、最後の実習として検査学基礎実習を行います。検査学基礎実習では、抗原抗体反応を利用した免疫染色や放射性同位体を用いたRIA法など、実際に行われている検査を学びます。また、現在コロナウイルス検査で行われているPCR検査についてもこの実習で行います。
検査の原理を理解し、検査を行えるようになるためには大切な実習の1つです。

検査総合実習室の近くには、もうひとつ実習室があります。

ここは、生理検査実習室です。
3年生になると、ここで臨床検査技師が患者さんと直接関わる生理検査の実習を行います。
生理検査には主に心電図、超音波検査、脳波検査、呼吸機能検査があり、生徒どうしで測定を行なったり、模型を用いて手技を学んだりしています。

さて、保健学科の講義棟の最上階にあたる4階に進みましょう。
4階には病原検査実習室があります。

ここは、臨床微生物学実習の際に使用します。
臨床微生物学実習では、様々な微生物を取り扱い、その特徴や検査の方法について学びます。多くの種類の培地や試薬を用いて、微生物の同定を行ったり、検体採取を実際に体験したりします。

保健学科で検査専攻の生徒が使用する教室はこれで以上です。
詳しい学習内容や実習内容に興味がある方は、検査の先生や生徒のお話が聞ける模擬講義のページに進んでみてください!