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【医学科案内ツアー】
公衆衛生学分野

公衆衛生学分野では、多くの人が心も体も健康で生活するためにはどうすればよいのか、ということを研究しています。そのため、初めに、一般の方を対象として栄養摂取、喫煙、飲酒、身体活動などの生活習慣に関する調査を行います。次に、これらの生活習慣が病気の発症・死亡・要介護発生にどのような影響を与えるかを検討することで、どんな生活をしている人が早く病気になったり、亡くなってしまったり、介護が必要になってしまうのか明らかにしていきます。さらに、明らかになったリスク要因に対しては「このようなリスクを持った人にはどんな対応をするべきか?」という介入の方法も考えます。
私たちは、国民全体が「健康的な生活を長く続けるため」に必要な科学的根拠を示すとともに、その根拠に基づく提言を行い、国・自治体の事業に反映させています。

本研究分野における最近の発表論文を紹介します。
・日本食パターンと死亡リスクとの関連
・東日本大震災被災者の社会的信頼性が睡眠状況の推移に与える影響
・身長と肺がん罹患リスクとの関連
本研究分野のさらに詳しい情報は、研究室ホームページ(https://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/)をご覧下さい。