受験上及び修学上の配慮を必要とする方へ

 本学では,疾病・負傷や障害等のために,受験に際して配慮を必要とする志願者に対し,個々の症状や状態に応じた受験上の配慮を行います。配慮を希望する場合は,以下の事項を確認し,下記期限までに申請してください。  なお,期限後の申請についても配慮検討の対象となりますが,申請が遅くなるほど十分な検討・検証ができず,配慮対応が限定される可能性がありますので,できるだけ早めに申請してください。

✯ 令和7年度(2025年度)入試における申請期限

入試の種類 申請期限
AO入試Ⅱ期 2025年9月12日(金)
科学オリンピック入試
国際バカロレア入試(文・法・経済・理・医医・薬・工・農)
帰国生徒入試(理・医医)
グローバル入試Ⅰ期
グローバル入試Ⅱ期 2025年11月4日(火)
一般選抜 2025年12月5日(金)
AO入試Ⅲ期
帰国生徒入試(工)
私費外国人留学生入試

✯ 申請書類等について(配慮申請フォームでの申請及び必要書類の郵送,両方必要です。)

① 受験上及び修学上の配慮申請フォーム(オンラインのみ)
② 診断書:郵送
(注)大学入試センターに提出する「診断書」の写しをもって代えることができます。
③ 障害者手帳の写し:所持の場合は郵送

《出願区分が「一般選抜」「AO入試Ⅲ期」の場合》
上記書類に加え、次の書類を本学へ郵送してください。
④ 大学入試センターに提出する(提出した)「受験上の配慮申請書」(写し)
⑤ 大学入試センターに提出する(提出した)「診断書」(写し)
⑥ 大学入試センターから送付される「受験上の配慮事項審査結果通知書」(写し)
(注)9月下旬または11月下旬頃までに大学入試センターから送付されます。
※④,⑤が大学入試センターに提出済のため写しが手元に無い場合は,⑥のみ郵送してください。
※⑤の郵送が可能な場合は,②の郵送は不要です。

[提出先]  〒980-8576 仙台市青葉区川内28
 東北大学 教育・学生支援部 アドミッション課入学者選抜係


[申請以降のおおまかな流れ] ❶申請フォーム及び必要書類の郵送にて大学へ申請

❷大学で申請内容を確認し、ヒアリング

❸志望学部にて審査

❹申請者へ審査結果を通知(配慮対応が決定後,許可書を送付)

❺申請者は試験当日に、許可書を持参

※❶から❹まで,最大で1か月程度要します。

✯ 配慮対象者,配慮の例(一部,本学での実績を含む)

区分 配慮対象者 配慮の例(一部,本学での実績含む)
視覚関係 ・良い方の眼の矯正視力が0.15以下の者
・両眼による視野について視能率による損失率が90%以上の者
・上記以外の者
・拡大文字問題冊子の配付
・拡大鏡等の持参使用
・iPadによる問題冊子の閲覧
・窓側の明るい座席を設定
・試験場側で照明器具を準備
・直射日光を避けて廊下側の座席を設定
聴覚関係 ・両耳の平均聴力レベルが60デシベル以上の者
・上記以外の者
・注意事項等の文書による伝達
・座席を前列に設定
・補聴器又は人工内耳の装用
・手話通訳士の配置
病弱 ・慢性の呼吸器,心臓,腎臓疾患等の状態が継続して医療・生活規制を
必要とする程度の者又はこれに準ずる者
・試験室を1階に設定
・車いすの持参使用
・杖の持参使用
・トイレに近い試験室を設定
・別室の設定
・試験室前までの付添者同伴
・試験場への乗用車での入構
・喘息用吸入器の持参使用
・発作時に看護室で休養
・インスリンポンプの持参使用
・インスリン測定器の持参使用
・常備薬の持参使用
肢体不自由等 ・体幹の機能上,座位を保つことができない者又は困難な者
・両上肢の機能障害が著しい者
・上記以外の者
・試験室を1階に設定
・車いすの持参使用
・杖の持参使用
・補装具の持参使用
・可能な限り答案を判読する
・トイレに近い試験室を設定
・試験室前までの付添者同伴
・試験場への乗用車での入構
発達障害 ・自閉症,アスペルガー症候群,広汎性発達障害,学習障害,
注意欠陥多動性障害のため配慮を必要とする者
・試験時間の延長(1.3倍)
・別室の設定
・拡大文字問題冊子の配付
・イヤーマフの持参使用
・トイレに近い試験室を設定
・可能な限り答案を判読する
その他 ・吃音,偏頭痛等,上記以外の者 ・面接での配慮(会話が止まっても配慮する)
・頭痛薬の服用

    申請の内容について,本学において,入学志願者又は関係者等との面談を行う場合があります。
    なお,学部編入学・大学院入試における配慮については,学部または研究科へ直接お問い合わせください。