東北大学アドミッション機構について
使命
アドミッション機構は,全学的な各種入試関係委員会との連携のもとに,本学におけるすべての入学者選抜の企画・設計・運営を統括するとともに,多面的・総合的な評価を重視した選抜の推進と,効率的かつ安定的な運営体制の構築に取り組む。
また,国内外への広報活動や高大接続・連携,オンライン教育の展開を通じて,多様で優れた学生の受け入れを推進する。これらの活動を通じて,本学アドミッションポリシーに合致した学生の確保に貢献し,国際卓越研究大学としての発展を支える。
本機構は,以下の4つの部門と1つのセンターで構成されており,入学者選抜の制度設計から実施,広報,高大接続・連携,オンライン教育に至るまでの機能を分担し,相互に連携しながら運営されている。
- 入学者選抜設計・評価部門
- 学生募集・広報戦略部門
- 学部選抜部門
- 大学院選抜部門
- オープンオンライン教育開発推進センター
事業
- 本学全体の入学者選抜制度の企画・設計・改善に関する検討
- 追跡調査や高校調査等のデータ分析を通じた実証的な制度評価
- 部局に対する評価手法の設計・改善に関する助言・調整
- 国大協・高等学校・他大学等との連携・情報交換
- 国内外の学生募集戦略の企画・実施および広報活動の展開
- 海外リクルーティングの推進と国際的な連携基盤の構築
- リクルート活動の立案・改善に関する調査研究と情報分析
- 学部入試の運営に関する全学的調整と実施
- 新たな評価手法を含む選抜体制の整備と運用
- 国外志願者に対応したCBT等による入試方式の開発と推進
- 研究者の負担軽減と公正性確保に向けた選抜体制・技術の整備
- 大学院選抜の運営に関する全学的調整と実施
- 多様な評価への対応に向けた大学院選抜制度の見直しと構築(高等大学院を含む)
- 国外志願者に対応したオンライン等による選抜方法の整備と実施支援
- 本学の教育研究成果の国内外への発信・公開と社会的貢献・国際的プレゼンスの向上
- 多様な学習者の高等教育への移行を支援するための学習機会と教育環境の整備
- オンライン教育資源の開発・提供を通じた学びの接続支援の展開
1.入学者選抜設計・評価部門
2.学生募集・広報戦略部門
3.学部選抜部門
4.大学院選抜部門
5.オープンオンライン教育開発推進センター
沿革
- 1999(H.11)年4月
- 国立大学初のアドミッションズ・オフィス(AO)入試の実施組織として,東北大学アドミッションセンター設立
- 2000(H.12)年 2月
- 初のAO入試を実施(歯学部・工学部)
- 2004(H.16)年 4月
- 国立大学法人・東北大学発足
- 2004(H.16)年10月
- 高等教育開発推進センター設立
- 2005(H.17)年 4月
- 東北大学入試センターに改称。AO入試だけではなく,全学部・大学院入試を統括する組織となる
- 2005(H.17)年11月
- 入試センターが片平地区から川内の旧・半導体研究所に移転
- 2006(H.18)年 4月
- 入試センターが高等教育開発推進センターの内部組織に改組される
- 2010(H.22)年11月
- 東北大学入試センターのホームページを正式公開
- 2014(H.26)年 4月
- 高等教育開発推進センター等が高度教養教育・学生支援機構に改組・統合。
- 2025(R.7)年 4月
- 入試センターがアドミッション機構に改組される
歴代入試センター長及びアドミッション機構長
任期 | 氏名 | 所属部局等 |
---|---|---|
1999.4-00.3 | 中塚 勝人 | 工学研究科 |
2000.4-01.3 | 澤谷 邦男 | 工学研究科 |
2001.4-02.3 | 青木 國彦 | 経済学研究科 |
2002.4-03.3 | 坂巻 清 | 経済学研究科 |
2003.4-05.3 | 大家 清 | 歯学研究科 |
2005.4-09.3 | 鴨池 治 | 経済学研究科 |
2009.4-11.3 | 安藤 朝夫 | 情報科学研究科 |
2011.4-13.3 | 米本 年邦 | 工学研究科 |
2013.4-15.3 | 牧野 周 | 農学研究科 |
2015.4-17.3 | 鈴木 道男 | 国際文化研究科 |
2017.4-25.3 | 長濱 裕幸 | 理学研究科 |
2025.4- | 滝澤 博胤 | 理事・副学長(教育・学生支援担当) |
※2005年3月まではアドミッションセンター長
※2025年3月までは入試センター長