令和5年度 東北大学一般選抜個別学力試験 出題意図

 東北大学では,入学者選抜方針(アドミッション・ポリシー)の「東北大学が学部志願者に求める学生像」として,「21 世紀の人類社会の課題に対し研究者として真剣に取り組み優れた貢献をしようとする志」と「豊かな学識とリーダーシップを備える職業人として社会の発展に優れた貢献をしようとする志」を抱き,これを実現する固い意志と学問に対する強い好奇心を持つとともに,上記の本学学士課程教育を受けるにふさわしい高水準の学力を備えた学生を求めています。  

 そのため,個別学力試験では,前期日程(全学部)で3教科,後期日程(2学部)で2教科(理学部,経済学部文系入試)又は1教科(経済学部理系入試)を課し,本学の学修に適合する思考力・判断力・表現力等を含むより高い学力を測っています。
 試験問題は,各教科の性質に応じて慎重かつ丁寧に検討を重ねるとともに,大学入学共通テストが高等学校段階における基礎的な学習の達成度を判定することを踏まえ,可能なかぎり記述力・考察力・表現力等を測れるように配慮することで,個別学力試験の特色を生かすように作成しています。
 

 志願者のみなさまに学習上の参考としていただき,より高い学力の定着に役立つことを期待すべく,ここに,令和5年度入試における出題意図を公表します。
 なお,出題意図では,問題ごとの「出題意図」「講評」とともに,一義的な解答が示せる場合は,原則として解答を公表しています。
 また,各教科からの「志願者へのメッセージ」を記載していますので,問題に込められた私達のメッセージを汲み取っていただくことを願っています。

令和5年6月
東北大学 一般選抜試個別学力試験作題班